価格競争の先に待つもの

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山田コンサルティングオフィスの山田です。
最近のニュース、軽井沢のスキーバスの事故が話題になっています。
ずさんな管理体制や規制を超えた低価格で仕事を受注している会社でした。
この背景にはスキー客の減少により価格を下げるしかないということで、取引先から要請を受けて低価格にしたようです。低価格で仕事を受けると、費用を掛けずに仕事を処理しようとするため、品質が下がります。今回のバス運転手も酷使されていたようで、良好な健康状態ではなかったと思います。
このような取引先からの値引き交渉は中小企業では程度の差はあれど、珍しくないケースですが、売上の比率が高い取引先からの値引交渉は脅威になります。
ですから取引先を複数持つことや事業を多角化する事でリスクを分散することが必要です。
この会社間で具体的にどのようなやりとりがあったのかは分かりませんが必要以上に低価格にするとこは市場にとっても、顧客にとっても良い結果を招くものではないのです。


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最近だと、牛丼チェーン各社の値引合戦が記憶に新しい所です。
各社値引合戦の末、値引の割に顧客を増やせなかったのでしょう。
今は値上げをして価格が落ち着きました。

業界内で価格競争がはじまると、業界内の販売価格が全体的に下がり、利幅が減ります。
低価格競争が始まると生き残れるのは財務体力や販売チャネルを持っている大企業だけです。
また、値引の戦略が有効に働くのは、値引くことで販売数量が大きく伸ばせる時のみです。
戦略性のない安易な値引はするべきではありません。
中小企業の方向性は、低価格化ではなく、高付加価値化や差別化です。

低価格化で仕事をするようになると、おかしな事が起こる。
改めてそう感じたニュースです。

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